子育てがつらいと感じたら　うつになる前に　ー朝の散歩の効果がすごいー

子育てに疲れたら、朝のお散歩がおすすめです。

疲れているときに朝の散歩なんかしたくない、とお思いの方へ、心が疲れているときこそ、朝の散歩をしてみましょう。

一定のリズムで歩き、朝の光を浴びる。たったこれだけのことで、朝の散歩には、その労力の何倍ものメリットがあるんです。

この記事では、この「朝に散歩する」ことについて、効果などをご紹介していきます。

朝の散歩とは

「朝散歩」は、起床後１時間以内に、15～30分程度の散歩を行う、というもの。

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① 朝日を浴びながら
② やや早歩きでリズムよく
③ 可能であれば、起きてから１時間以内に行う

朝の散歩の効果

何年も治らなかったうつ病やパニック障害などのメンタル疾患が、朝散歩をするようになってから「ものすごくよくなった」という報告をたくさんいただいています。メンタル疾患がない人でも「朝散歩」をすることで、午前中の仕事のパフォーマンスがアップし、睡眠も深くなる効果が得られます。

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効果①　セロトニンの活性化

　朝の散歩を行うことにより、幸福をつかさどるいくつかの脳内物質のうち、セロトニンが活性化します。それにより下記のような効果を期待できます。

効果②　体内時計のリセット

約24時間周期というのは地球の自転のリズムによるものですが、人間の体内時計の周期はそれよりも1時間ほど長い約25時間であることが分かっています。…この1時間のずれをリセットするために欠かせないのが朝日です。朝の光に含まれる青色のスペクトル成分に、体内時計の針を進め、24時間周期に合わせることを可能にする働きがあるのです。

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　人間の体内時計は、日中は活動的になり、夜間は休息をする、という体内のリズムを管理しています。

　しかし終日暗い部屋で過ごしていると、この体内時計は25時間周期で動いているため、少しずつ昼夜が逆転することに。

　そこで、このズレを調整してくれるのが、朝日です。人工の照明では明るさが足りず、外に出て太陽の光（2500ルクス以上）を浴びることが重要です。曇りや雨の日でも、部屋の照明よりも、太陽光の方が明るいと言われています。

朝の散歩をすることで、非常に明るい光である太陽光を浴び、体内時計をリセットできるのですね。

セロトニンが不足すると

セロトニンが低下するとどんな「気分」になるのでしょう？…気分が暗い、どんよりとして憂うつ。何もしたくない。人とも会いたくない。気力も湧かない。「この世の果て」のような気分で、生きていてもしょうがないとまで感じるほどです。…感情のコントロールも利かなくなります。イライラする、怒りっぽい。かっとしやすい。

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上記のとおり、セロトニンが低下すると、暗い気持ちになったり、不安になったり、感情的になったりします。

ただでさえ子育てで疲れているなか、このようなネガティブな気持ちが加速すると、とめどなく悲しい気持ち、疲れた気持ちになりますよね。

子どもにも笑顔で接してあげたいのに、なかなか明るい気持ちになれず、笑顔もうまく作れなかったり、イライラして怒鳴ったりしてしまうことにもなりそうです。

私の場合：朝の散歩は絶大な効果があった

わたしも実際に、自宅の目の前で工事があり、日中にカーテンを開けられない日が１～２か月続いた際、このような良くない状態に陥りました。

はじめは理由がわからなかったのですが、今から振り返ると、カーテンを開けて朝日を浴びることができなかったことが原因だとわかります。

朝日を浴びないことで「苦しい、つらい」気持ちにとらわれてしまい、ついに最後には、不安な気持ちが原因で日中も寝て過ごすようにまでなってしまいました。

ですが、この朝散歩を知ったことにより、再び朝日を積極的に浴びるようになり、明るい気持ちを取り戻すことができました。

朝の公園で子どもと遊ぶ時間が、以前のように本当に愛おしく大切な時間と再び感じられるようになりました。

現在は元気な状態に回復しています。

朝日を浴びないことは、本当に恐ろしいことなのですね。

まとめ：朝の散歩は心と身体の健康に効果がある

このように、朝の散歩には、心と身体の健康を維持することに効果があると言われています。

子育てで忙しい中、朝の散歩の時間を作ることはなかなか難しいかとは思います。そんなときは、ベランダや庭に出て日向ぼっこをするだけでも、大丈夫なようです。

ぜひ活用してみてくださいね。