子どもがごはんを食べない!
こどもがごはんを食べてくれないとき、本当に困りますよね。
一所懸命に調理方法を工夫したり、色々なメニューを試してみたり…
それでも嫌がられてしまうと、苦労したのに捨てなきゃいけなくて、とても悲しい、虚しい気持ちになります。
1歳半健診にて
ちょうどわたしもそうやって悩んでいたころ、1歳半健診で管理栄養士さん(保健師さん?)とお話しする機会がありました。
そこで知ったのは、
コンビニごはんを食べさせてもいい!!
ということ。
コンビニでも大丈夫!
この話を聞いたとき、本当にびっくりしました。
これまでは、
・ちゃんと手作りしなきゃ
・塩分や油分にも気をつけなきゃ
・栄養バランスを良くしなきゃ
と毎日毎食頑張っていたのですが、
「疲れているときはコンビニで買ったものでも大丈夫!」
「疲れてなくたって、無理に手作りしなくていいんですよ」
と教えていただいて、目から鱗が落ちる思いがしました。
野菜を食べなければ、ドレッシングを使ってもいい、ということも、ここで教えていただきました。
食べないのはパパママのせいじゃない
それからは、手作りで食べてくれなくてイライラするよりはいいやと思って
あれこれコンビニごはんを試してみることに…!
試してみてわかったのは、
食べないのはわたしの作ったごはんだけじゃないってこと。
コンビニごはんでも好き嫌いはあるようで、気に入ったものはよく食べるけど、食べないものもあったんです。
大人が食べて「美味しい!」と思うコンビニご飯でも、子どもが食べないものがあるとわかったときに、
食べなかったのは、自分のせいじゃないんだ!とホッとするような、晴れやかになるような、「な~んだ」というような気持になりました。
「なんだ、わたしの作ったものじゃなくても、食べないじゃん!」と。
気に入ったコンビニご飯の数々
そして、気に入ったコンビニごはんは、本当によく食べる!
コンビニご飯で、子どもの食が進むメニューを見つけられたら、あとはそのごはんを定期的に買っておけば、本当に楽ちん!
毎回もりもりよく食べてくれます。
子どものごはんで困ることがグッと減りました。
そこで、今回は子どもが気にいって食べてくれたコンビニごはんのうち、おすすめの商品をご紹介したいと思います。
丼ぶり(炭水化物・タンパク質)
砂糖と醤油で甘辛く味つけされた丼ぶりものは、本当に大好きでよく食べます。
最近は少し食が細いのですが、丼ぶりものを出したときは完食します。
やはり昔ながらの王道の味は強いですね。わたしも大好きでよく食べます。
親子丼
ロースかつ丼
牛丼
一口サイズに切るにはキッチンバサミが便利!
キッチンバサミ¥1,386(プラス)…ちなみに、これらの丼ぶりもの、子どもには食材のサイズが大きくて嚙み切れないですよね。
そんなときには、キッチンバサミが便利ですよ。チンした熱いお料理にそのままキッチンバサミを突っ込んで、食べやすい大きさにチョキチョキと切るだけ。わざわざまた板と包丁を出さなくていいので楽ちんです。しかもあっと言う間に切れるので、子どもを待たせません!子どもって空腹だといつもよりも余計にぐずりますよね。それがキッチンバサミがあればパッと切って食べさせられるのでママには嬉しいポイントです。
もちろん、台所での調理用に作られたハサミなので、紙を切るはさみと違ってタフ!熱い食べ物や油っぽいものを切ってもヘッチャラです。分解して洗える商品も多いし、食洗機対応のものも出ているので、後片付けもノーストレスですよ♪ぜひお試しください。
野菜(ビタミン、食物繊維)
息子は野菜をぜんぜん食べません。
困っています。
ですが、この2品は食べます。
野菜スティック
野菜スティックの味噌マヨネーズソースが最高です。
息子は、コンビニに行くとまっさきにこの商品を手に取り、
「ちゅうり、ちゅうり」
と言って、すぐに食べさせてあげないと泣いてぐずるほど大好物です。
きゅうり、大根、にんじん、キャベツが入っていて、
わたしがすべての野菜を食べて見せると、息子も真似してすべての野菜を食べてくれます。
しめしめ…。
トマト
コンビニの野菜スティックを発見するまでは、トマトが、2歳の息子が唯一食べる野菜でした。
未熟なものは避けて、赤く熟れた生のトマトを買ってきて
1くし切りにする
2皮をむく
3粗みじん切りにする
4ドレッシングをかける
簡単、そのままですね。
皮はまだ嚙み切れないので、むいてあげます。
一般的にトマトの皮むきは、湯むきや直火むきだと思いますが、わたしは包丁で剥いています。
リンゴの皮をむくように、まずくし切りにしてから、一かけずつ包丁で皮をむいています。
お湯を沸かさずにすみますし、
少量から皮むきできますよ。
熟れすぎて崩れるほど柔らかくなっていなければ、案外うまく包丁で皮をむけますので、試してみてくださいね。
肉・魚・豆腐(タンパク質)
焼き魚・煮魚シリーズ
2歳の息子は、まだ繊維を上手く噛み切れないのか、お肉が苦手です。
そのため、意外なことに魚をよく食べます(子どもが産まれる前は、子どもはみんなお肉が好きなのだとばかり思っていました)。
セブンイレブンの焼き魚・煮魚のシリーズは、季節によって美味しい魚料理が次々と発売されていて、息子はどれも大好きです。
うっかり1パック全部を食卓に出してしまうと、魚ばっかり食べてお腹いっぱいになり、白米を食べてくれません。
それだけ、美味しいんでしょうね。
ほろほろっと口の中で繊維がほぐれて、ぎゅっと凝縮された魚の旨味が口に広がって、手作りとまったく遜色ないどころか、自分で作る意義を見失います。そのレベルです。
それに加えてもちろん、ママパパは、フライパンやグリルを洗う手間を省くことができますね。
銀鮭の塩焼き
さばの味噌煮
餃子
前述のとおり、お肉は苦手なのですが、餃子は好きみたいです。
柔らかいひき肉で、自分で上手く噛んで飲み込めるのがポイントのようです。
茶碗蒸し
茶碗蒸しも大好物です。
柔らかくて、お出汁がきいていて、あっという間に食べきってしまいます。
頻繁に食卓に出してしまうと飽きてしまうので、なんにも食べないときの奥の手としています。
パン・バナナ(炭水化物)
パン、バナナは、みなさんのご家庭でもよく登場するメニューではないでしょうか。
説明いらずですね。
簡単、手間いらず、子どもが一人でどんどん食べてくれます。
(パンは誤飲・窒息に気をつけてくださいね!)
バナナ
パン
バターロール
クロワッサン
それでも食べないときは
食べないときの我が家の3つのルール
これらの食事を出しても、それでも食べないときも、たっくさんあります。
そんなときは、30分のんびり食べさせてみて、無理だったら気にせず諦めています。
意識しているのはこの3つのポイントです。
・食べないのは、その子の個性
・大きくなったらいつかは食べる
・フォローアップミルクがある
我が家はこれで何の問題もなく、すくすく元気に育っています。
大丈夫、なんとかなる!です。
その後について
2022.3.12追記
その後、現在息子はもうすぐ3歳。
あれから少しずつ食べるようになりました。まだまだ食べムラはありますが、順調に大きく育っています。今でもパンや卵など、気に入ったものばかり食べる偏食です。ですが、食べられるものも増えてきました。成長曲線よりも少し大き目に育っているようです。肥満や瘦せすぎなどの問題もありません。
フォローアップミルクのチルミルも、つい数か月前まで、頻繁に登場していました。
もし今、子どもが食べなくて本当にツラい思いをしている方がいらっしゃるとしたら、お伝えしたいのは…「大丈夫!」ということ。時間が解決してくれると思います。
きっと大人にはわからない子どもなりの食べない理由があるんだと思います。まだ歯が生えそろっていなかったり、運動量が足りなくてお腹が空かないのかもしれないし、おやつで十分お腹がいっぱいかもしれません。何かしら理由があるのだと思います。ですが、いずれ必ず食べるようになります。
それでも不安な時には、思い切ってかかりつけの小児科のお医者さんに相談してみるのもいいかもしれません。わたしは割と神経質な性格で、しょっちゅう小児科の先生に「子どもが食べない…」と相談していました。
ですが、どの先生も大体答えは一緒。「無理に食べさせる必要はありませんよ。お母さん、心配しなくて大丈夫です」という答えでした。子どもの身長や体重、健康状態を診察した上でアドバイスをもらえますので、安心感がありました。もし不安なようだったら、風邪で受診するときなど、何かのついでにでもお医者さんに相談してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
子どもにおすすめのコンビニごはん10選
・親子丼
・ロースかつ丼
・牛丼
・野菜スティック
・トマト
・銀鮭の塩焼き
・ぶりの照焼き
・餃子
・茶碗蒸し
・バナナ、パン
いかかでしたでしょうか。
パパママの手作り料理を食べさせてあげなきゃ、と無理せずに
もう毎日コンビニごはんをあげてもいいやくらいの気持ちで、のんびり過ごしていきましょう!
パパママの笑顔が一番です!