自分に自信がない。
自分の好きなことって何だっけ。
人生つまらないな。
あなたはこんなことを考えたことはありますか。
わたしはあります。最近まで頻繁にそう思っていました。ですが、この記事でご紹介する『自信とは何か、自己肯定感とは何か』について理解することで、少し生きるのが楽になった気がします。
自信や自己肯定感とは何か
自信
精選版 日本国語大辞典
自分の能力や価値などを信じること。自分の行為や考え方を信じて疑わないこと。
自己肯定感
日本セルフエスティーム協会
「自分の存在そのものを認める」感覚であり、「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的、好意的に受け止めることができる感覚」
一般的には、自信がある、自己肯定感が高い状態というと、イメージするのは、
・難関大学・高校に合格した
・みんながうらやむような有名な会社で働いている
・たくさんお金を稼いでいる
・異性から人気がある
というイメージでしたが、どうやら少し違うようです。
むしろ、自信がある、自己肯定感が高いというのは、他人からの評価が高い状態というよりは、現在の自分をそのまま受け入れる、ありのままの自分の価値を信じている状態、ということのようです。
現状がどうあれ、
ありのままの自分を認めているかどうかが
ポイントなんだね。
つまり
・勉強が苦手でも
・自慢できるような会社で働いていなくても
・収入が少なくても
・異性からモテなくても
自分に自信がある状態というのは、自分を認めてあげられるし、そのままの状態の自分を肯定的に評価できるということなんですね。
自信や自己肯定感とは
・どんな自分でも今の自分を信じている状態
・ありのままの自分を肯定する、認めている状態
では、自分に自信がなくなったり、自己肯定感が下がると、どういったことが起こるのでしょうか。
自信がない、自己肯定感が低いとどうなるか
人は、自分を信じられないときに
『学校では教えてくれない大切なこと14 自信の育て方』旺文社
・失敗からなかなか立ち直れなかったり
・新しいことにチャレンジするのが難しかったり
・困ったときに人に頼ってしまい、自分で決められない
といったことが起こります。
自分に自信がなくなったり、自己肯定感が下がると、上記のような状態に陥ります。
人生がなかなか好転しないのは、自分の能力や環境のせいと思いがちなのですが、そうではなく、実は自分で自分を信じてあげられていないから、なのです。
自信がない、自己肯定感が低いと
・落ち込んでなかなか元気が出てこない
・自分の知らないことに挑戦しようと思えない
・本当は自分がどうしたいのかわからない
自信がある、自己肯定感が高いとどうなるか
自分を信じていると
『学校では教えてくれない大切なこと14 自信の育て方』旺文社
・失敗しても前向きに考えられたり
・新しいことにチャレンジしやくすなったり
・困ったときも自分で考えて決めたり
できます。
自分に自信があったり、自己肯定感が高いと、上記のような状態になります。
自分自身を信じてあげられることで、例え人生が上手くいかなくなったときでも、落ち込み続けることなく、巧みに気持ちを切り替えたり、新しいことにチャレンジしたりすることで、人生を切り拓いていきやすくなるのですね。
自信がある、自己肯定感が高いと
・ずっと落ち込み続けるのではなく、前向きに捉えられる
・未経験の分野にも挑戦しようと思える
・自分の好きなこと、したいことがはっきりしてくる
わたしの場合:自己肯定感を高める方法を模索していた
以前のわたしは、「自分には大した実績も経験もないし、何かすごいことをしたわけでもない。何もない人生なのに、そんなゼロの状態から自信なんかつけようがない」と思っていました。
自分なんて大したことない…
でもそう思っていながらも、その状態が苦しくて、何か解決策がないか、自分なりに少しずつ模索していました。自分の価値を否定しながらも、心のどこかで、そうじゃない自分を探していたんだと思います。
そんなときに、『学校では教えてくれない大切なこと14 自信の育て方 』という本に出会いました。小学生、中学生、高校生くらいを読者として想定した本ですが、読んでみると大人の読書に十分に耐えうる本でした。
むしろ平易な言葉でわかりやすく書かれている分、難しい言葉でごまかさず、自信とは何か、自信をつけるためにはどうすればいいのか、といったことを正面から取り扱っており、悩みごとの本質に迫る良書と感じました。
次回は:自信のつけ方、自己肯定感の高め方をお伝えします
次回は、この『学校では教えてくれない大切なこと14 自信の育て方』を参考に、どうすれば自信をつけることができるか、自己肯定感をあげることができるのか、記事にしていきたいと思います。