夜泣き、離乳食を食べない、イヤイヤ期
いくつも襲いかかる育児のストレス…
休みたい!!!
ストレスを何とか解消させたい…
とはいえ、子どもが生まれる前のように自由な時間やお金はないので、ストレスの解消といっても現実的にはなかなか難しいですよね。
そこで、Eテレ『すくすく子育て』で、ストレスを緩和させる、どこでもできる簡単な方法が紹介されていましたので、ご紹介しようと思います。
ストレスから自分を守る3ステップ
自分が何にストレスを感じているのか、漠然と考えているだけだと実はよくわかっていなかったりします。そこで、その頭の中でモヤモヤと考えていることを、
・紙に書き出すために言語化する
・実際に書き出す
・そして視覚でとらえる
ことで悩みが明確になります。どんなことでもいいので紙にどんどん書き出してみる。
例えば、一人の時間がない、子どもに叩かれて痛い、お気に入りの洋服を着る機会がない、などなど。
すると、あ、そうか、こういったことがわたしはストレスだったんだ!と気づくことができます。この気づく、が大事!
疲れて紙に書き出すのすら億劫な気持ち、わかります!そんな時は隙間時間に手元のスマホにメモをする、とかでもすごく良いと思います。
紙に書き出したら、その気持ちは否定しない。認めてあげる。
心の中に幼いころの自分がいると思って、その子に声をかけてあげるイメージです。目の前に泣いている小さい子がいたら、決して馬鹿にしたり否定したりはしないですよね。悲しい気持ちを受け止めて、優しい言葉をかけてあげると思います。その感覚です。
自分の素直な気持ちを認めてあげることができたら、今度は心を回復させるステップです。
元気なときにあらかじめ自分の好きなこと、楽しいこと、ワクワクすること、を書き出しておきます。お金と時間がかからないことをピックアップしておけば、育児の合間にできます。
例えば番組では、「好きなぬいぐるみを抱きしめる」という例が挙げられていました。些細なちょっとしたことで良いんですね。大げさな立派なものである必要はなく、ちょこっとしたことをいくつも書いておく。ちなみにわたしは、Instagramで可愛い洋服や文房具を眺める、スマホでラジオを聞く、といったことを書いてみました。
まとめ:落ち込んだって良い 好きなことはあなたの助けになる
最後に、わたしがすごく気持ちが楽になった一言をご紹介したいと思います。
誰にでも「浮力」が備わっていて、とことん悩んでいるときに、フッと浮き上がって少し周りが見えることがある。そのとき、セルフモニタリングやコーピングのことを思ってくださるといいかなと思います。すぐ使える方もいるでしょう。でも、うずくまることがあってもいいと申し上げておきたいです。
大日向雅美先生 恵泉女学園大学 学長/発達心理学(Eテレ「すくすく子育て」)
落ち込んだっていい、悲しい気持ちになったっていい。そんな時は少し休んで、また元気になったら頑張ればいい、のですね。
みなさん、無理せずにゆるくいきましょう。
以上、ストレスから自分を助ける方法のご紹介でした!