【解説】シャツを今っぽく着こなすには流行のシルエットを理解する
シャツ、定番のアイテムですよね。
１度買っておけばずっと着まわせるし、シンプルだからコーディネートに合わせやすい。しかも秋に限らず、ほぼオールシーズン着まわせるのも頼もしいポイントです。
今回はそんなシャツの、今年らしい着こなしポイントを解説していきます。
シャツの今旬な着こなし方
① オーバーサイズデザインを選ぶ
② 抜き襟で着る
③ インナーもオシャレの一部
④ 前身頃はボトムスにIN
⑤ アクセサリーをつける
① オーバーサイズデザインを選ぶ
シャツはワードローブの定番ですが、実は数年おきにシルエットが変わります。
クローゼットのシャツでコーデして「何だかしっくりこない…」と思ったらシャツをアップデートするタイミングかもしれません。
ここ数年のシャツの流行は、オーバーサイズ。肩が「ドロップショルダー」といって二の腕の方に少し落ち気味になっていて、すその丈感も長め、身頃のサイズもゆったりしたものが流行っています。
ショップで購入する際は、あえて大き目のサイズを選ぶ必要はありません。いつもの自分のサイズで選べば大丈夫！
例えば普段Mサイズを購入している方は、そのままいつもと同じようにMサイズを選びましょう。あえて少し大き目を選んだようなサイズ感でもとから縫製されているものが多いです。
程度の差はありますが、多かれ少なかれ、どの商品も流行のエッセンスが取り入れられていますので、簡単に今旬バランスに変身できますよ。
着慣れなくて心配な方は、まずはリーズナブルなもので試してみましょう。実は、手間なく流行のスタイルになれる便利アイテムです。
② 抜き襟で着る
着るときは「抜き襟」で着るとこなれ感が出てオシャレです。
抜き襟とは、トップスの襟を少し背中側にずらして、うなじが見えるようにする着こなし方のこと。
もともとは着物の用語で、結った髪の整髪料が着物につかないように襟を下げて着るようにしたことからできた着方。
現代の洋服でも、抜き襟にすることで、女性らしい白くて華奢な襟足がチラリと見えて、非常に美しく魅力的に見えます。
特にシャツはどうしても少しコンサバな堅苦しい印象を相手に与えますので、カジュアルに着たいときには軽く着崩した方が馴染みやすくなります。
この抜き襟もオーバーサイズと同様にもとからデザインされているものが多いので、トライしやすいと思います。
③ シャツの中もオシャレの一部
オーバーサイズ、抜き襟となると、どうしても胸元やデコルテが目に触れることになります。
そのため下着や肌が露出しすぎないように、タンクトップやカップ付きキャミソールなど見えても大丈夫なものを中に着用しましょう。
おすすめは、一目見てオシャレ用のインナーだとわかるものです。
NGなシャツのインナー
・シャツと同色
OKなシャツのインナー
・シャツと対照的な色
シャツとインナーが同じような色だと、相手にはインナーを隠そうとしているように見えます。シャツとインナーのレイヤードスタイルのつもりが、相手には見てはいけないものを見てしまったような不快感を与えかねません。
一方、インナーとシャツが対照的な色合いだと、インナーが目立つので、下着っぽさが消え、オシャレをしているんだと分かります。
例えばこのコーデ。
シャツはカーキ、インナーはホワイトです。インナーをあえて目立つ色にすることで、下着ではなくオシャレなのだとわかります。
④ 前身頃はボトムスにIN
すその前側はボトムスにインしましょう。きちんと入れなくてOKです。ラフに入れるだけで、シャツを無理せずに着こなしているような、着慣れている雰囲気になりますよ。
⑤ アクセサリーをつける
シャツはマニッシュで男性的なアイテム。ボトムスもデニムやパンツだと、女性らしさが少し足りない印象に。
ブレスレットやネックレス、ピアスなどのアクセサリーをつけると、シャツの男っぽさとのアンバランスさからかえって大人の色っぽさを演出できますよ。
【コーデ】ダサいコーデにしないためには、ディティールが大切
シャツはオーバーサイズ、ドロップショルダーのポイントを外さない
オーバーサイズ、ドロップショルダーで流行のバランス。パールのボタンが女性らしいです。上質な生地がワンランク上のカジュアルにしてくれます。きちんと流行のスタイルです。
シャツの下もオシャレに！シルバーを着てみよう
今回はホワイトのシャツなので、インナーも白は避けましょう。代わりに、ブラックやシルバーがおすすめです。
大切なのは小物づかい！ブルーのスカーフでコーデにメリハリを
爽やかな色合いが目を引くスカーフ。艶やかな光沢感と繊細な絵柄が上品な印象です。首元やバッグのハンドルに添えたり、ヘアアレンジにプラスするなど、さまざまなコーディネートのワンポイントにおすすめです。
シャツの無難さやのっぺり感を解消してくれる、はっと目を引くアイテムです。小物にきちんと手をかけることで、ただのシャツとデニムのコーデから脱却できます。
デニムはシンプルな定番のシルエットを
ハイウエストのデニムで脚長効果を。スタンダードなシルエットですが、こだわりのつまった１本です。
バッグはブラウンで大人っぽく
バッグはブラウンをチョイス。スカーフのブルーとバッグのブラウンが上品な好配色！
サンダルはブラック×パイソンで晩夏をCOOLに
足元は、晩夏らしくブラック×パイソン柄のサンダルを。コーデをピリッとクールに締めてくれます。秋の始めの装いとしてもオシャレですね。
盛夏の季節にはこちらのホワイト×シルバーで爽やかにコーディネートするのも素敵です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シャツ、簡単なようで奥が深いアイテムですね。ぜひトレンドの力を取り入れて、ワードローブに新鮮なワクワクを呼び戻しましょう！
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